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Ender 5 Plus Upgrade リニアスライドレールの取付

Ender 5 Plus のアップグレードを手軽に出来るところから進めて来ましたが、注文しておいたリニアスライドレールのパーツが届きましたのでX軸・Y軸をリニアレールに交換します。

ドローンのパーツなどは Banggood から購入していましたが今回は初めて AliExpress から購入し、2週間くらいで届きました。
 

 

X・Y 軸リニアスライドレール

 

X軸リニアレール

AliExpress

Y軸リニアレール

AliExpress


取付金具3Dパーツの作成

 

・ X軸 エクストルーダー取付金具

Micro Swiss のエクストルーダーを使用している場合は、リニアレールに付属の金具では取付できないので作成が必要です。
金具作成には、ももジイさんのYouTube動画を参考にさせて頂きました。
 

www.youtube.com
 

・ ドラッグチェーンおよび端子ボックスの作成

リニアレールに換装するのに伴い以前の金具が使用できませんので作成し直しです。

・ X軸、Y 軸 リミットスイッチのかさ上げ

リニアレールを取り付けるとリミットスイッチを押す位置が高くなり押せなくなるので、リミットスイッチを嵩上げして対処します。


パーツ取付

 

・ リニアレールの取付

X軸については特に問題なく取り付けられますが、Y軸に関しては両方のY軸にX軸を取り付けるとスライドが渋くなる所があり調整が必要になりました。


 

・ エクストルーダー周り

X軸にエクストルーダー、ドラッグチェーン、端子ボックスなどを取付ました。

 

・ リミットスイッチ嵩上げ

X・Y 軸のリミットスイッチを嵩上げしてスイッチが押されるようにします。


Ender 5 Plus にホットエンド照明を付ける

引き続き Ender 5 Plus のアップグレードを行います、今回はホットエンドの照明装置を取付け見えにくかったホットエンドの先端を照らします。

またファンシステムをGen5から最新のGen6に変更し強度アップを図ります。

 

ファンシステムを Gen6 に変更


ヒーローミーGen6マスタースイートから関連ファイルをダウンロードし必要なSTLファイルをピックアップします。

Micro Swiss ダイレクトエクストルーダーを使用している場合の必要ファイルは以下の物です、取付はGen5より手間が掛かりますが頑丈になりました。

取付には3mmのインサートナットがあればベストです。

・HMG6 Base CR10S-Pro.stl
・MSDD Only 5015_Dual_Radial_Fans_Dual_Ducts.stl
・MicroSwiss DD Ender 5 Gantry Adapter.stl
・BLTouch_Wing_Compact.stl
・BLTouch_Standard_Mount.stl

外見は変わりませんがしっかりと取り付けられます、センターのファン下部にLED照明を取り付けてあります。

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ホットエンド部の照明


ホットプレートのLED照明は取り付けましたが、やはりホットエンド部分は暗く見えにくいので照明を取付ます。

照明に使用するLEDは、サイズが取付位置にピッタリだったのでドローン用にストックしておいた 4連のフルカラーシリアル接続LEDを使用します、光らせるにはコントローラーが必要なのがネックですが。

使用するコントローラーは小型の Pro Micro にしました。
LED裏側の端子表示が DIN(データーイン) なのに、なぜか VIN になっています。(^_^;

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回路図


照明切り替えスイッチは回路図のスライドスイッチではなく、中立位置がある3ポジショントグルスイッチを使用します。 

電源は以前作成した端子ボックスに 5V 電源が来ていますので、そこからUSBコネクタに供給しました。

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プログラム


スイッチ中立位置で白色光量最大にして、緑色で中光量、青色で小光量 にしました、プログラムの変更でネオン表示なども出来ます。
 

#include <Adafruit_NeoPixel.h>
const int NUM_PIXELS = 4; // 接続している NeoPixel の数+1
const int DATA_PIN   = 6; // Data_Pin
Adafruit_NeoPixel strip = Adafruit_NeoPixel(NUM_PIXELS, DATA_PIN, NEO_GRB + NEO_KHZ800);
// 7_8 Lowでホワイト
int switch1Pin = 7; //Highでグリーン
int switch2Pin = 8; //Highでブルー
int switch1 = 0;
int switch2 = 0;
void setup() {
  strip.begin();
  strip.show();
  pinMode(switch1Pin,INPUT);
  pinMode(switch2Pin,INPUT);
}  
//  光量を同じくらいにすると以下の数値
//  strip.setPixelColor(0, 200, 0, 0); //赤
//  strip.setPixelColor(1, 0, 120, 0);   //緑
//  strip.setPixelColor(2,   0, 0, 255); //青
//  strip.setPixelColor(3, 200, 120, 255); //白
void loop() {
  switch1 = digitalRead(switch1Pin);
  switch2 = digitalRead(switch2Pin);
    if (switch1 == 0 and switch2 == 0){     // Pin 7-8  Lowで白色表示光量最大
     for(int i = NUM_PIXELS - 1; i>= 0; i--){
      strip.setPixelColor(i, 200, 120, 255); //白
     }
    }   
    else if (switch1 == 1 ){                 // Pin 7 High で緑色表示 光量中
      for(int i = NUM_PIXELS - 1; i>= 0; i--){
      strip.setPixelColor(i, 0, 100, 0);   //緑
      }
    }  
    else {                                   // Pin 8 High で青色表示 光量小
      for(int i = NUM_PIXELS - 1; i>= 0; i--){    
      strip.setPixelColor(i, 0, 0, 80); //青 
      }    
    }
 strip.show();    
}

 
 

ケースに組み込み動作確認


小型のケースを作成し組み込み端子ボックスの上に取り付けました、印刷しているのは蜂の巣状の鉛筆立て 黄色のPLAを使用しています。

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Ender 5 Plus アップグレードの続き 冷却システム 照明など

完璧に仕上がった3Dプリンターだとアップグレードの余地がないのでしょうが、安価な3Dプリンターなどは手を加えたくなる箇所が色々あってアップグレードを楽しむ事が出来ます。

今回は冷却システムをHeroMeGen5 に変更しLED照明などを取り付けたいと思います。

以前取り付けた冷却システム

前のアップグレードで標準装備の冷却システムを少しでも効率よくしようと下の画像のようなものを取り付けましたが、今回は HeroMeGen5 に変更します。

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過去記事
blogdaichan.hatenablog.com


冷却システムをHeroMeGen5 に取替

HeroMeGen5 のダウンロード先、今はではGen6にアップされています。

www.thingiverse.com

microSwiss のダイレクトエクストルーダーを使用している場合、ガントリーアダプターベースを変更します。

www.thingiverse.com

 

取付た外観

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フレームの両脇にLED照明を取り付けましたが、ホットエンド部分は少し暗く照明が必要なので取付方法を考えます。

電源はマザーボードの空いているファンコネクター(24V) から取り、降圧モジュール(LM2596)2個で12Vと5Vに落としています。
 
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Ender 5 Plus 購入からこれまでのアップグレード

11月末にC国に発注した静音マザーボードがまだ発送されません、さすがC国在庫があるから注文したのに「商品の再入荷に予想以上の時間がかかっております。」との返事、いつになるのか分からないのでキャンセルしました。

動作音も手持ちの3Dプリンターより静かなので、静音マザーボードに取り替えるのはしばらく後にします。

これまでに行ったアップグレード


購入から3週間ほど経ちましたが、これまでに行ったアップグレードを紹介します。
 

・フロントクロスバーを下げるパーツの取付

印刷開始時の状態が見やすくなりお勧めですダウンロード先はここです。
実際に取り付けた画像

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・ダイレクトエクストルーダーの取付

柔らかいTPUフィラメント等を使う場合は効果があります Micro Swiss Direct Drive Extruder for Creality Ender 5 を取り付けました。
ステッパーモーターは 42 x42 x23mm の小型の物を使用、Amazonで購入しました

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・ドラッグチェーンの取付

エクストルーダーから伸びている配線の処理がイマイチ気に入らないのでももジイさんの動画を参考にドラッグチェーンを取り付け、エクストルーダー周りのDIYをやりやすくするため端子ボックスも作成しました。

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クーリングファンケースの取替

今付いているファンを使用して少しでも効率よく冷却をしようとこれに取り替えました、ここからダウンロード出来ます。

フィラメントはPETGを使い印刷しました。

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硝子ベットは初めて使用しますが造形物の定着が上手くいかず剥がれてしまいます、何回もレベリング調整はしましたが思わしくありません、仕方なくマスキングテープを貼り印刷していますが何か良い方法がないものでしょうか。


Creality Ender 5 Plus をポチりました

前から印刷範囲の広い3Dプリンターが欲しかったのですが手が出せないでいました。

しかし、ブラックフライデーのセールで価格が下がっていたので思わずポチってしまいました。(^_^;

所有している3Dプリンターは5年以上前に購入した印刷範囲が 227 x 148 x 150mm のもので、特に不満はありませんが大きな物を印刷できないところがデメリットです。

過去記事

blogdaichan.hatenablog.com


Ender 5 Plus とオプションパーツ


開封レビューはありませんのでこの動画をご覧下さい。


www.youtube.com


このプリンターは発売されてから日数が経っていますので不満箇所を補うオプションパーツが色々あります。

小さいながらも3Dプリンターはありますので必要なパーツをそろえながら気長に構築していきます。

海外発注のオプションパーツ

日本では販売されていないのか探しても見つからなかったので、海外に発注した物がこれです。

・ダイレクトドライブエクストルーダー:Micro Swiss Direct Drive Extruder for Creality Ender 5 、柔らかいTPUフィラメント等よく使うので必須アイテムです、アメリカから買いましたが4日で届きました。


www.youtube.com



・静音マザーボード Creality3D®Ender-5plusV2.2サイレントマザーボード、レビューを見ると動作音が大きいらしいので取り替えることにします、安価な中国に発注しましたが到着まで20日程度は掛かりそうです。

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・レベリングナット スプリング付き、ホットベッドが重いのでバネがへたってレベル調整がうまくいかなくなるらしいので。

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その他のオプション

・印刷開始時の状態をクロスバーが邪魔をして見にくいのを解消、フロントのクロスバーを下げるパーツです。

ここからダウンロード出来ます。

www.thingiverse.com


・エクストルーダーまでのケーブルをスマートにするドラックチェーンを取り付ける。

ももジイさんが作成された動画があります、参考にさせて頂きました。


www.youtube.com


とりあえずここまでやってみようと思います、パーツが全て揃っているわけではないので出来るところから作成していきます。

NAS(DS218j)の HDD にエラー発生でトラブりました

NAS(DS218j)は下記過去記事のとおり2019年2月に導入しました、HDDもその時新調しましたので2年9ヶ月経ちます。
通常HDDの寿命は5年~10年と言われていますのでまだまだ寿命があっても良さそうなものですが。

blogdaichan.hatenablog.com


トラブルの経緯


殆どファイルのバックアップとして使用しておりハードな使い方はしておりませんでした。

NASはネットワークドライブとして使用しており、動画ファイルをNASに保存しようとしたところアクセス権限がないとのメッセージが表示され保存できません、でもNASに保存してあるファイルはダウンロード出来ました。

ブラウザで disc_station にログインしてみるとHDDのエラー表示がありバックアップをしろとのメッセージが表示されています、一瞬青ざめました。

NASの構成は HDD:Western Digital HDD 3TB WD Red WD30EFRX 1台 と バックアップ用外付けUSB HDD になっています。

なので通常はNASのHDDが壊れても USB HDD からデーター復旧できるのですが、じつはUSB HDD 内のゴミ整理のため一度フォーマットして改めてバックアップをしようと準備していた矢先に、NAS HDD の障害が発生したためデーター復旧が出来ないのです。

よりによってそんなときにHDDに障害が発生するとは、とりあえずバックアップしなさいとのメッセージなのでバックアップすることに、NASからはファイルが落とせるのでPCに取り付けた増設HDDにバックアップ開始、NAS のファイル容量は1.3TBでしたので、手持ちの1TB HDD 2台に一晩かけてバックアップしました。

途中何個かのファイルが障害の影響を受けたのか落とせませんでしたが、それほど重要なファイルではなかったので一安心でした。

HDD を取り外し チェック


同じような症状の記事があり参考になりました。


www.braveryk7.com


ファイルがバックアップ出来たので disc_station 側で HDD のボリューム削除を実行したところ、1つのセクターが不良と表示されましたので取り外してエラーチェックすることにしました。

WD RED のHDDなのでWDから専用のチェックツールをダウンロードしてチェックしましたが

Western Digital HDD 診断ソフト Data Lifeguard Diagnosticをインストールしてチェックを行いましたが途中で止まり先に進みません、やはり何処か異常があるようです。

DiskInfoでSMART検査してもやはり代替処理保留中のセクター数に注意マークが出ています、しかし回復不可能セクター数の所は正常です。

以下の記事も参考になりました。

onoredekaiketsu.com

私の場合Windowsの通常フォーマットを行い終了まで6時間以上掛かりました、再度DiskInfoで確認すると黄色い注意箇所マークは全て無くなり正常と表示されました。

RAID1で再構築


正常になったからといってNASに戻すのはさすがに不安なのでもう1台HDDを購入しRAID1でNASを構築することにしました。

購入したHDDは同じくウエスタンデジタルのWD RED Pro WD30EFZX 3TB 、これとWD Red WD30EFRX でRAID1を構築しました。

DSMも最新の7.0にして、パッケージは Hyper Backup にSynology Drive Server のとりあえず2つだけインストール、また気の遠くなるようなバックアップファイルをNASに転送する作業、途中でエラーが出ないか心配しながら待ちました。

なんとか無事終了しましたのですぐに外付けUSB-HDDにバックアップ、これも時間が掛かりますがほったらかしで終了を待ちました。

これでRAID1でのミラーと外付けUSB-HDDへのバックアップで2重のバックアップが出来ました、ただ一度障害が出たHDDを使っていますのでいつ障害が発生するか分かりませんが、今のところ正常と表示されています。

Arduino を使用した Plot Clock の作成 その2

仮組みし動作確認した プロットクロックをケースに組み込みます。

フロントパネルのみダウンロードしたSTLファイルを使用しましたが、ケース本体は3Dプリンターで自作しバッテリーを使用してコードレスタイプにします。
 
 

 
 

ケース本体は自作する


前面パネルは参考サイトの物を使用しましたが、ケース本体はスイッチやバッテリーインジケーターを取り付けるので、前面パネルに合わせて設計し直しました。

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ケースに組み込み完成させる

 

パーツ取付及び配線

パーツを取付け配線し完成させます、Arduino は UNO⇒NANOに変更し IO拡張ボードを使用しました。

バッテリーインジケーターは手持ちのものを付け、電源スイッチも取り付けました。

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完成しました

  

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時計の精度はRTCモジュールに依存します、同じモジュールでも個体差があり今回使用したモジュールは精度が悪く+側にずれていきます       。
モジュールを複数持っている場合それぞれの誤差を検証し、誤差の少ないものを使用しましょう。