ブログだいちゃん

ブログだいちゃん

趣味のブログ

ブログだいちゃん

Voice Kit の起動時に起動音を鳴らしてみた

f:id:blogdaichan:20190104124327j:plain

日本語に対応した?Voice Kit

前の記事にも書きましたが最新の Voice Kit イメージファイル「aiyprojects-2018-02-21.img」が日本語に対応?したようで、何の変更もしないで日本語を話しました。

以前日本語化を試した時の(product_ID や model_name)の設定が適用されているようです、新規インストールの場合は最初は英語に設定されていますので、日本語に設定を変える必要があります。

Googleアシスタントの言語を変更する

起動音の追加

そんなわけで今のところ何の問題もなく使えています、起動時、ボタンのLEDは基本仕様の光り方で点滅しますが、物足らないので起動音を追加してみます。

現在サンプルはホットワードとボタンの両方が使える「assistant_library_with_button_demo.py」で起動していますのでこのファイルに対して起動音を追加します。

追加する場所

追加する場所は assistant_library_with_button_demo.py の以下の箇所です。

ちなみにファイルの場所は「/home/pi/AIY-voice-kit-python/src/examples/voice/assistant_library_with_button_demo.py」にあります。

elif event.type == EventType.ON_CONVERSATION_TURN_STARTED:
self._can_start_conversation = False
#ここに下の1行を追加する、ファイル名や場所は自分の環境に変えて下さい、追加場所は80行目くらいです。
status_ui.set_trigger_sound_wave('/home/pi/AIY-projects-python/src/examples/voice/Kidou.wav')
status_ui.status('listening')

起動音は出るのですが問題が、音がボリューム最大でビックリ、部屋にいる愛犬だいちゃんも飛び上がりました、応答音声はボリューム最大とか50%とVoiceKitに話しかければ設定できますが、この起動音だけは変更できないのです。

無料の編集ソフト audacity を使ってWAVファイルを編集

仕方ないのでWAVファイルをこのソフトで音量を下げる編集を行い、ビックリしない程度になりました。

ちなみに、WAVファイルは以下の設定にしないとVoiceKitに認識されずエラーになります。

  • MONOオーディオファイルである必要があります。
  • サンプルレートは32000でなければなりません。
  • 16ビットがよさそうです。

で、下の動画のように起動音が鳴るようになりました。

起動音を作るのが面倒な方はどうぞ

起動音:Kidou.wav

追 記

2018/11/16に更新されたVoice Kit イメージではこの設定では起動音が鳴らないとのコメントがありました、いまVoice Kitが手元にありませんので確認出来ませんがプログラム内容が変わっているようです。

もし新しいイメージに書き換えてしまって起動音が鳴らないようでしたら、ここから2018/08/03のイメージをダウンロードし戻してください。