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スマートフォン無しでVoice Kitを日本語設定する方法

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Voice Kit の関連記事を投稿しましたが、コメントを頂いた中にスマートフォン以外で日本語設定出来ないかとのコメントが何件かありました。

通常、Vioce Kit イメージをRaspberry Pi にインストールし 手順に従って設定後、スマートフォンGoogleアプリなどで言語を日本語にしないと日本語で話してくれません、この方法以外で設定したことがなかったのでPC等での設定方法は分かりませんとお答えしていました。

Android-X86を使用してPCをAndroid化する

Android-X86は、X86プラットフォームにAndroidをインストール出来るようにするものです、これを使用してPCでVoice Kitの日本語設定を行うことが出来そうなのでやってみました。

古いPCなどありましたらインストールしてAndroide端末として使用すれば、もたついていたPCも快適に動くかもしれません、私は古い WindPad-110WにインストールしAndroidパッドとして使用しています。

またUSBメモリから立ち上げればPCにインストールしなくてもAndroidが立ち上がりますので、Voice Kitの日本語設定などはこの方法が良いでしょう。

必要なもの

USBメモリ(4GB程度あれば十分です)

Android-X86イメージファイル、Android-X86プロジェクトに行きダウンロードファイル一覧をクリック、cm-x86-14.1-r2.iso(520MB)をダウンロードします。

次に窓の杜でブータブルUSBメモリツール「rufus」をダウンロードします。

使用したPCはヤフオクで落としたPanasonic CF-NX2(Windows10化したもの)

インストール方法

空のUSBメモリをPCに差し込み「rufus」を立ち上げます、次にダウンロードしたcm-x86-14.1-r2.isoを指定してUSBメモリに書き込みます、「rufus」の使用方法は以下を参照して下さい。

参考:https://www.gigafree.net/system/os/Rufus.html

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Android-X86を立ち上げる

まず最初に、PCのBIOS設定でUSBメモリが最初に立ち上がるように設定しておきます、BIOSの種類によって方法が異なりますのでPCのマニュアルなどを確認して下さい。

USBメモリをPCに差し込みPCを立ち上げますと以下のような画面になりますのでUSBから立ち上げるには一番上を選択します、PCにインストールするには上から3番目を選択します。

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暫く待つと言語の設定の画面に切り替わります、途中エラーメッセージが出ますが無視して下さい、言語⇒日本語に、新規としてセットアップ選択、ネット接続の設定、アップデート確認、メールアドレス及びパスワード設定⇒メールアドレスはVoive Kit でプロジェクト名などを設定したときに使用したものを指定します(@はShift+2)、ホームアプリ⇒Trebuchet、以上設定が終わるとAndroid-X86の画面が立ち上がります。

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言語を日本語に設定する

さてAndroid が立ち上がりましたので Voice Kit の言語を日本語に設定します、使用するアプリは「Googleアプリ」です、横に並んでいるアイコンの右側にある「G」のマークのアイコンです、でもこのアプリのヴァージョンが古いのでこのまま立ち上げても設定出来ません、アップデートで自動的にいくつかのダウンロードが始まりますが、もしアップデートされない場合は「G」の右側の「PLAYストア」を立ち上げ「Googleアプリ」を検索し呼び出して強制的にアップデートします。

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アップデート出来たら「Googleアプリ」を立ち上げ右下の3本線の設定をクリック⇒左端の歯車マークの設定をクリック⇒Googleアシスタントの設定をクリックして、出た画面のディバイス一覧の中に「Voice Kit」等、登録したデディバイス名が表示されているはずです、その名前をクリックし、ディバイスのアドレス:自分の住所、アシスタントの言語:日本語、に設定して終了です。

Android-X86の画面には終了ボタンがありません、PCの電源ボタンを押すと電源を切る・再起動するなどのボタンが表示されます。