10年前に購入した Shapeoko2 ですが購入した当時は結構な値段でした、現在では機能も良く安価なCNCミルがたくさんあります。
最近は3Dプリンターやレーザー彫刻機などが主流で、私もそれらに夢中になりShapeoko2はここ何年も使用しませんでしたが、先日ちょっとした物を切削しようと動かして見たところZ軸が動きが悪くシャフトも錆びが出ていました、ほったらかしにした罰でしょうか。
Shapeoko2の過去記事
あまり使用しないので安価とは言え別のCNCミルを購入するのも馬鹿らしいのでZ軸をレストアしたいと思い立ちました。
Shapeoko2が販売されていた頃はバージョンアップパーツがあり購入しようか迷った時期がありましたが、現在では販売されておりません。
10年前に作成した製品だし無理もありませんが、とにかく探してみようとネットを検索しました。
探して購入したZ軸パーツ
アリエクスプレスに使えそうなパーツがありました、以下の物です。
Shapeoko 2 CNC ミル機械部品 Z 軸モータプレートアルミプレートとフランジベアリング 608zz x 彫る Z 軸
高かったZ軸のステッピングモーターを低くしてベルト駆動にするパーツです。
リードネジ T8 R2 P2 200mm
鉄製のM8ネジは錆びるのでステンレス製のリードネジに取り換えます。
Z軸の取替
ステッピングモーターとM8ネジを取り外せば取替出来ます、同じパーツで取り換えている記事も見つけました。
また、リードネジはステンレス製の T8・R2・P2 200mmが欠品で250mm を使用しました。


Z軸の高さも低くなり扱いやすくなりました。
非常停止スイッチとZ軸probeの取付
使用していなかった非常停止スイッチとZ軸probe を取り付けました、コントロールボードに出力端子がありましたので使用します。
非常停止スイッチはコントロールボックスに取り付けるのではなく別にケースを作成しました。
CNCコントローラー
コントローラーは機能が充実しているUGS を使用してみましたが 、古いノートPCではモタつくので candle を使用することにします。
マイクロステップはディフォルトの 1/16から1/8 に変更、それに伴いGRBL 1.1F の設定値も変更しました。
簡単な物を切削しましたが原寸との寸法差が多少あるようでこの辺は微調整が必要です。