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MiniWebRadioをVer.4にしてMDFでボックスを作成

以前作成したMiniWebRadioV3 は3Dプリンターの印刷範囲の制限により見た目が良くない物でした。

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今回は3Dプリンターに頼らず5.5mmのMDF板を加工してケースを作ります、マイコンはESP32-S3を使用しフルオプションにしたいと思います。

MiniWebRadio Ver3.7はVer3の最終バージョンになり以後は Ver4となるようで、すでにGitHubに上がっています。
Ver4からはESP32は除外されESP32-S3のみ使用出来ます、またディスプレイは7インチ(800×480Pixel)ESP32-S3モジュール一体型が使用出来るようです。
 

 

使用パーツ

使用パーツは以前作成したMiniWebRadioV3のパーツを流用します、追加で購入した物は ESP32-S3 BH1750 3.5インチタッチパネルLCD ステレオアンプモジュールなどです。

試験的にBTモジュールを使用してみました

デジタルアンプがBTも使用出来るのでワイヤレスで接続してみます。
 

ケースの設計

 

ホームセンターで購入した 300×900mm 厚さ5.5mmのMDF 版を使用

MDF 5.5mm をレーザーカッターでカットしました、多少焦げ目が出ますが塗装でごまかします。
一部の図面です、横320×縦120×奥行き150mmになりました、スピーカーの取り付け穴は 秋月の8Cm 300円スピーカー用です。


 

フロントパネルは2mmのアクリル板

黒のアクリル板をレーザーカッターで切り抜きフロントパネルにします。


 

仕上がり外観

 

途中の工程はありません (^_^; あしからず。

パテを塗りサンディングして水性の塗料(黒)を何回か塗り重ねています、フロントパネルは両面テープで貼り付けました。
後にリセットボタンを追加「白色ボタン」する必要が出たので、取付場所はこの位置しかありませんでした。
フロントパネルには、エンコーダー仕様のボリューム、押して入力切替、長押しでアンプのON/OFFです、その他電源ボタン、リモコン受信モジュール、リセットボタン、USBメモリ用のUSB Aコネクタなどです。

 
低音に効果があることを期待して裏蓋にバスレフ用のダクトを取り付けました。


 
ケースの中です、電源は12Vアダプターを使用し、アンプは12Vで使用、降圧モジュールで5Vに降圧してマイコンなどに電源供給しています。


 

作成上の注意事項

 

3.5インチLCDの問題

3.5インチLCD ILI9488driverのタイプにも違う物があるようです、中国から届いた物は以下のタイプでプログラムの設定を変えないとタッチパネルが反応しませんでした、ディフォルト設定からRotationとMirror を変更しました。

通常のタイプと右側が届いたタイプです。

 

リセットスイッチの必要性

電源投入後リセットを押さないと表示されない現象が起きましたので予定していなかったリセットスイッチを追加しました。
ESP32-WROVER-E で作成したWebRadioV3では無かった現象で原因が分かりません。
 

BTとWiFiの干渉問題

同じ2.4GHz帯のWiFiBluetooth が干渉してWiFi接続が不安定になりました、対策としてBTモジュールにアルミ箔を巻いて電波強度を抑えています。
特に必要が無ければBTは使用しない方が良いでしょう、いずれ取り外し直接アンプに配線する予定です。


 

参考記事

 

MiniWebRadioV4 のGitHub

github.com