秋から作成する予定の草刈り機RC化に向けて準備をしていきます。
草刈り機RC化に使用する自走式草刈り機の記事
秋の草刈り機RC化に向けての準備、コントロールボックスの作成
RC化の最も重要な部分であるコントローラーを入れるボックスを用意して組み込みます、電源は鉛蓄電池ではなく手持ちにあるマキタの18Vバッテリーを使用します。
コントローラーの仕様
電源はマキタの18Vバッテリーを2個並列に接続して使用します。
駆動モーターは車椅子用の24Vブラシモーターを使用しますので24Vに昇圧するコンバーターが必要になります。
モーターコントローラーとプロポが必要です、プロポはラジコンヘリに使用していた物を使います。
ボックスに冷却ファンを取り付けます、ファンは12V用なので降圧コンバーターを使用し12Vに降圧します。
サーボを使用しますので受信機用に降圧モジュールを使用します。
いずれ草刈り機にカメラを取り付けたいと思います。
回路図については以下の動画を参考にさせて頂きました。
主要パーツリスト
コントローラー組み込み用工具入れ
最初は木製で自作しようとしましたが良さそうな工具入れが見つかりましたのでこれを使用します。
昇圧コンバーター
入力電圧は12Vですが18V入力でも24V出力でき問題なく使えます。
その他
・ 使用するプロポ・受信機は フタバT-14SG、スロットルセンター用パーツを取付ました、テレメトリーでバッテリー電圧をプロポでモニターします。
・ 逆流防止用ダイオードマキタバッテリーを並列接続するので逆流防止用に取り付けます。
・ 降圧モジュール 冷却ファン用と受信機用で2個、18Vを降圧して使用します。
・ 端子ボックス 各パーツの配線に使用します。
・ 電源スイッチ 工具入れの蓋に小物入れがありここにスイッチと電圧計を取り付けます。
・ 電圧計 バッテリーの電圧モニター用に使います。
工具入れの加工とコントローラーの配置
冷却ファン取付用穴加工
冷却ファンは使用していない自作PCから取り外した物を使用します、吸気用が10Cm 排気用が8Cmの大きさの物を使いました。
防塵用のフィルターを取り付け埃の侵入を防ぎます。
3Dプリンターでファンカバーを作成しフィルターを貼り付けました。
ファンは工具箱の両サイドに取り付けます、吸気と排気用の穴を開けました。



スイッチ・電圧計などの取付穴加工
工具箱の蓋に小物入れが付いていますのでここに取り付けます、小物入れには蓋が付いていますので汚れを防げます。


パーツの取付配線
・工具箱の底に12mmのコンパネ(415×195mmにカット)を置きこれにパーツを取り付けます。
・逆流防止用ダイオードは端子台に取り付けました。
・草刈り機にエンジンコントロール用のサーボを使用しますので降圧モジュールで5Vに降圧して受信機に供給します、モーターコントローラーには受信機からの電源供給はしません。
・冷却ファンは12V仕様なので降圧モジュールで12Vに降圧してファンに接続します、いずれ取り付ける予定のカメラも12V仕様なのでここから電源供給します。


動作チェック
電圧のチェック
バッテリーを取り付けて降圧モジュールをファン用12Vと受信機用5Vに設定、昇圧コンバーターの出力電圧が24V出ているのを確認しました。


テレメトリーのチェック
プロポに表示されるテレメトリーの電圧と工具箱に取り付けた電圧計の表示を確認、プロポ側の電圧が0.1V低く出ていますが問題なし、5.5Vは受信機の電圧です。
これでバッテリー電圧をプロポでリアルタイムに確認出来るようになりました。


取り付けたファンカバーの状態
大きい方が吸気小さいのが排気に使用しました。


とりあえずこれでモータ-コントロール関連は一旦終了します、草刈り機本体のRC化が始まる秋から続きを行います。