自作レーザーカッターのレーザーモジュールを5Wタイプから20Wタイプに交換した記事を以前投稿しました。
この LaserTree LT-K20-PRO は付属のケーブルが特殊なフラットケーブルでドライバーアダプターを使用しないと取り付けられません。


ドライバーアダプターはK20-PROのセットに入っていますがコントローラーとドライバーアダプターを取り付けると幅を取ってしまいドラッグチェーンの取付位置に不満を感じていました。

このフラットケーブルを取り付けられるコントローラーがないか探したところ、MKS DLC32 MAX があり内容を確認しないまま購入してしまいました。
製品が届いてから仕様を見てみたら farmware が .BIN ファイルでDLC32のように CoreXY の farmware が公開されていませんでした。
さらにボードのコントローラーが ESP32-S3 で購入当時 FluidNC Ver3 では ESP32-S3 に対応しておらずお蔵入りになっていました。
このあいだ Gemini さんに DLC32 MAX を CoreXY で使用する方法はないか問いかけたところ FluidNC Ver4 から ESP32-S3 に対応していて DLC32 MAX に対応した yaml ファイルもあるとのこと、早速 DLC32 MAX で動作確認してみました。
使用パーツ
MKS DLC32 MAX
アリエクスプレスで購入アマゾンでは高価になります。
24V用冷却ファン40mm
3Dプリンター用に購入してあった物を使用
バナナプラグ2mm
ラジコンでドローンを飛ばしていたころ購入してあったものを使用
取付プレート作成
コントロールボード取付用プレートとファンプレート
3Dプリンターで作成。


FluidNCの関連記事(LCDには非対応)
FluidNCのGithub
FluidNC Ver4 の書込
FluidNC Web Installer を使用して書き込む
FluidNC Web Installer に行き FluidNC を選択し指示に従い設定をして書き込みます。
FluidNC Web Installer トップページで FluidNC を選択

connect を選択 COM port 選択⇒WiFiを選択⇒Fresh Installを選択



以後指示に従ってインストールを終了します。
yamlのアップロード
MKS DLC32 MAXのyamlファイルをコーピーして編集する
Wiki.jsからMKS DLC32 MAX のyamlファイルをコピーし CoreXY に設定し適宜不要部分を削除しアップロードします。
CoreXY に設定する部分は以下のようにします、34・35 行目あたりに記載されています。
kinematics: ⇒ kinematics:
Cartesian: ⇒ CoreXY:
自作レーザーカッターに取付
自作レーザーカッターに3Dプリンターで作成したプレートを使用して取り付けました。


問題発生
K20-PROのフラットケーブルとDLC32 MAXのコネクターはジャストフィットしますが端子に繋がっている信号線の位置が違いました。
全て共通の配線仕様たど思ってそのまま接続してしまって動作しなくてハマりました。
真ん中の端子はGNDで共通、両サイドが逆になっていました、レーザーモジュールのPWM端子に24Vをかけてました。(^_^;


対策
GNDが共通なのでコネクターを180度回転させて接続すれば良いのですが特殊なコネクターで接続出来ません。
そこでこのコネクターに合うバナナコネクターのオスメスを使用して取り付けることにしました。



不格好ですがこれで無事接続することが出来ました、しかし接続間違いでレーザーモジュールが正常に動作するか心配です、思い込みは間違いの元ですね。
レーザーモジュール側で接続替えが出来るかも知れませんが確認しておりません。
TMC2209設定とファンの音
TMC2209 は結構熱くなりますステッピングモーターがMAX1.2Aでその70%の出力に設定しました。
TMC2209の使用でステッピングモーターの音は殆どしませんが、24Vファンの音がうるさいです。
エアーアシストの信号腺の取り出し
DLC32 MAX にはエアーアシスト用端子がありますが2ピンコネクターで+-としか表記されていません、エアーポンプを動かすのに5Vリレーを使用していますがリレー入力は3ピンで 信号-5V-GND が必要です。
調べたところエアーアシスト端子の +が信号出力 -がGNDです、5V電源は別に必要でprobe端子の5Vから取ることにしました。

動作試験の結果レーザーモジュールは無事でした一安心です、コントローラー回りもすっきりして満足しています。


