時計の針が宙に浮いているように見える時計が目に止まりました、作成してみます。
時計の動画
NodeMCUを使用する
AruduinoNANOを使用するタイプ上の動画のようなものと、NodeMCUを使用するタイプがありますが、時計の狂いが少ないNodeMCUを使用した下の動画のようなものを作成します。
使用パーツ
NodeMCU
手持ちのレアなX8266(Wroom02)を使用します、WemosD1 mini なども利用できますが認証されていません。
回路図
プログラム内では int port[4] = {12,13,4, 5}; (GPIO)となっていますのでそこに配線します。
Fritzing にX8266のパーツがありませんでしたので WemosD1 mini での回路図を載せておきます。
組立
Hollow Clock 4 のページに順を追って作成方法が書かれています。
組立前にプリントパーツのバリなどを取り除きスムーズに動くのを確認して組み立てます。
X8266モジュールは元のケースに入らないので、別にケースを作成しています。
プログラムの書き込み・時間の設定
プログラムの修正書き込み
プログラム(ESP8266_clock_code_UI_NTP_v1.2.ino)を日本時間に設定します、NTPも日本の ”ntp.nict.jp” に設定しました。
・ 日本はGMT+9なので秒に変換すると 9×3600=32400 に変更
・ 日本のNTPに変更
初期設定
まず、長針・短針 を12時に合わせて土台にセットします、電源を入れドライバーモジュールのLEDが点滅するのを待ちます。
LEDが点滅したら、WiFiに接続されたPCから http://wifi-clock.local/ にアクセスします。
画像のような画面が表示されますので SET TIME ボタンを押して現在時刻を設定します。
また、1分プラス・1分マイナス ボタンもありますので適宜使用します。
Androidスマフォの場合URLではアクセスできませんでした、ローカルIPアドレスでアクセスします。
※ IPアドレスを見つける方法
WiFiに接続したAndroidスマフォの場合 Fing アプリをインストールしてディバイスを検索すると wifi-clock が見つかりますのでそのIPアドレスを指定してアクセスします。
動作確認
ギアの擦り合わせが悪かったのかチョットガタつきますが、最初の時刻設定以降は1分間に1回の動作なので気になりません。
ドットマトリックス時計より多少早く分針が動きますがアナログ時計はアバウトなので問題ないですね。