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7inch touch screen display でトラブった事

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タッチスクリーンLCDの仕様

使用しているのは7inch HDMI LCD(C) Riv2.1 1024×600pixelでIPS仕様です、Riv2.1からはRaspbian などではdriverが必要なくconfig.txt に設定を書き込むだけです。

config.txtに設定の書き込み間違い

ここで紹介されている設定が以下の内容で、どう見ても「=」の両側にスペースが入っています。

max_usb_current = 1
hdmi_group = 2
hdmi_mode = 1
hdmi_mode = 87
hdmi_cvt 1024 600 60 6 0 0 0

hdmi_drive = 1

これをconfig.txtに書き込んで表示させて見ると、LCDのUSBを別電源に差し込むと表示されるがタッチスクリーンは利用できない、ラズパイのUSBに差し込むと細かいストライプが画面全体に表示されダメ、これでしばらく悩みました。

config.txtにまともな設定をする

ネットで検索するとここにまともな記事がありました、これも「=」の両脇にスペースが入っているように見えますが注意書きに「=の両側にスペースを入れないこと」と書いてあります、また「hdmi_mode = 1」が入っておりません、この設定をconfig.txtに書き込んでラズパイを起動させると、ラズパイのUSBに差した状態でも正常表示でタッチスクリーンが使用できました。

max_usb_current=1
hdmi_group=2
hdmi_mode=87
hdmi_cvt 1024 600 60 6 0 0 0
hdmi_drive=1

画面の右上に黄色い稲妻マークが出る

画面の右上に稲妻マークが出て、ラズパイ本体の赤色電源LEDが点滅し、タッチスクリーンが使えたり使えなかったりする、この稲妻マークは電圧降下が原因らしい、しかし使用しているUSB電源は8Aまで使用出来る物、容量的には全然問題ないはず。

USBテスターで電圧を確認

USBテスターで電圧を測定してみました。

こちらは稲妻マークが出た4ポートある出力40W(5V_8A)のUSB電源データーです。

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無負荷で 5.21V、LCDを接続したラズパイを繋ぐと 5.15Vまで下がります、ラズパイのUSBとLCD間では 4.74V まで下がりました、USBケーブルを何種類か取り替えてみても改善されませんでした。

次に、15W(5V_3A)のラズパイと一緒に購入したUSB電源のデーターです。

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無負荷電圧が 5.39V  負荷時 5.36V USBとLCD間 4.92V でした、こちらのUSB電源では稲妻マークは現れませんでした。

2台の電圧の差は、無負荷:0.18V、負荷時:0.21V、ラズパイのUSB端子:0.18V でした、ワット数が大きくても無負荷時の出力電圧がある程度高くないとダメなようですね、しかし購入する場合そこまでは確認できないので。

USBコネクター接触不良「error -32」

ラズパイ起動時に「error -32」が出て、LCDのタッチスクリーンが機能しないことが多々あり、USBケーブルを取り替えても改善されませんでした、ラズパイ側の不良かと思いましたが、試しに接点復活材をスプレーしたところエラーが出なくなりタッチスクリーンも使用できるようになりました。