Windows11への Update が最近話題になっていますね。
この記事によると10月頃から無償アップデートが始まるようです。
Windows10からWindows11にアップデートするにはシステム条件に適合していないとだめなようです、Microsoftから適合の可否を判断してくれるソフトをダウンロード出来るので試してみました。
PC正常性をチェック
互換性確認ツールは下記よりダウンロード出来ましたが現在は準備中になっております、理由は必要条件を満たしていない「このPCでは Windows11を実行できません」が表示された場合、どこが条件を満たしていないのかが説明されず、ユーザーから不満が続出したので対応している模様です。
また、システム要件の見直しも行っているようです、要件が緩和されるのでしょうか?。
ツールをダウンロード出来るMicrosoftのサイトです、2021/06/29 時点では準備中になっています。
私の場合準備中前にダウンロードしていたのでとりあえずチェックしてみましたが、案の定対応不可でした。
ハードウエアの必要条件は満たしているので、他に問題があるみたいですがどこが対応していないのか不明です。
窓の杜にこんな記事がありました、アップデートできない問題箇所を表示してくれるようです、リンクを辿るとGithubからツールをダウンロード出来ます。
Githubにツールを実行したときの画像があります、この中で赤色になっている所が対応していないので、自分のPCで確認するとやはり同じ箇所が対応していませんでした。
そんなわけでこのツールをインストールする前に対応していない箇所をチェックします。
Windows11に適合していない箇所を適合させる
ディスクパーテーションを MBR から GPT に変更する
使用しているマザーボードは ASUS TUF B450M-PRO GAMING なのでUEFIに対応しています、システムディスクがMBR なので GPT に変更すれば BIOSモードをUEFIで起動できるはずです。
システムディスクの内容(プログラムデータなど)をそのままで MBR⇒GPT に変更します、Windows10に入っている mbr2gpt というツールを使用して変更しました。
※ マザーボードが UEFI に対応していなかったり、データの損傷など起きると起動出来なくなりますのでシステムをバックアップ後に行います。
使い方は「データを保持したままMBRからGPTに変換する」このサイトが参考になります。
BIOSモードをレガシー から UEFI に変更する
システムディスクを MBR⇒GPT に変更出来ましたので、PCを再起動してマザーボードセットアップに入り UEFI の有効を確認し Windows10 を立ち上げます、PCが立ち上がるか不安がありましたが無事立ち上がりました。
以上で BIOSモードをレガシーから UEFI に、セキュアブートモードを有効に設定できました。
再度PC正常性チェックツールで確認したところ、まだ「実行できません」のメッセージ、調べたところ Windows11の最小必須要件の中に TPM 2.0 が必要と書いてあります。
トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0 に設定する
これもマザーボードセットアップで設定します、私のマザーボードの場合詳細タブの fTPM 設定項目を有効に設定し、有効の確認はPCを起動しディバイスマネージャーを開きセキュリティーディバイスの中に「トラステッド プラットフォーム モジュール2.0」があればOKです。
別のチェックツール ReadySunValley_x64 でチェックした結果、全てクリアしました。
最後にPC正常性チェックツールで再度チェック、結果Windows11に無償アップデート可能になりました、結構厳しい条件なので古いPCなどはアップデート出来ない可能性がかなりありそうですね。