密封容器を使用したドライボックスはYouTubeなどで多く見かけますね、ダイソウの密封容器は安価でたとえ失敗しても諦めがつきますので丁度良い大きさのこの密封容器を使用してドライボックスを作成し、フィラメントの防湿を図りたいと思います。
エクストルーダーのステッピングモーターは小型で非力なので、なるべく負荷が掛からないようベアリングを使用して作成します。
材料
密封容器
ベアリング 内径8mm×外径22mm×幅7mm
リニアシャフト 8mm×250mm 2本(ケースを4個作成する)
デジタル温度湿度計
テフロンチューブ 外径4mm×内径3mm
プッシュフィッティングコネクタ 4mmチューブ用 PC4-M10
M3 ネジ ナット など
ワッシャ (外径14mm、内径8mm)
3Dプリンターで作成するもの
以前YouTube動画を参考に作成したドライボックスがあり、密封容器に取付用穴が開けてありますのでこの穴に合うように作成します。
必要なパーツはシャフト固定用のプレート2枚とローラー部分の合計3個と、前に作成した温度湿度計フォルダー及び脚。
リニアシャフトの加工
8mm×250mmのリニアシャフトを102mmの長さにカットします、このシャフトは2本入りのセットなので4本分とれます。
組み立て
密封容器の底と蓋側にシャフト差し込み用のパーツを3mm×8mmのネジで取り付けます。
適当な位置に湿度計とプッシュフィッティングコネクタ 用の穴を開け取り付けます。
完成
ベアリング仕様にしたので動きがスムーズになりエクストルーダーモーターの空回りなどの印刷トラブルが無くなりました。