自作のレーザーカッターを作成してすぐに Lightburn の試用版を使っていましたが、LaserGRBLに比べて断然使いやすいので 即購入しました。
Lightburn のカット/レイヤ ウインドウにあるエアーアシストのボタンはディフォルトでON(グリーン)になっています、これをOFFにしてもONにしても何の変化もありません。
エアーアシスト装置を自作して使用してみて、効果が出ているので活用していこうと思っているところ、このエアーアシストボタンがどんな働きをするのか気になり調べてみました。
エアーアシストボタンのON・OFFでGcode に変化があるのか
エアーアシストボタンONが左側 OFFが右側です。
左の8行目 M8 がエアーアシストのトリガーONで M9 がOFFのようです、左側のGcodeの最後にも M9 が入っています。
つまり、M8 でポンプを ON にし、M9 で OFF にする設定がコードに入っていました。
Lightburn のディバイス設定の基本設定タブに、 M7 にするか M8 にするかの設定項目があります。
使用している GRBL でどの様に設定するのか
自作したレーザーカッターは GRBL で動作させています、M8 M9 信号をどう設定してやれば良いのでしょうか。
答えは Lightburn のフォーラムにありました。
フォーラムによれば、すでに GRBL の cpu_map.h にディフォルトで設定されています、104行目を見ると Auduino UNO の A3 に出力されているようです。
Lightburnでエアーアシスト装置を制御する
ここまで分かれば後はエアーポンプを ON・OFF させる装置を作るだけです、ポンプは100Vで動いているのでリレーで制御します、コンプレッサーの場合はソレノイド(電磁弁)を使用できますね。
制御装置のパーツ
リレーモジュール 5V仕様1チャンネル、このリレーいろいろ使えて便利です。
その他
3ピンコネクター・サーボケーブル・AC電源プラグ オス・メス・電源コードなど
リレーモジュールのケースを作成
リレーモジュールにはAC100Vが来ていて触ると危ないのでケースに入れます。
配線・組込
ポンプ制御装置 (大袈裟)
リレー端子にはAC100Vの片側を切断し配線します。
CNCシールド側の配線
白丸で囲った所に配線します
設 置
設置して動作させてみました、左側がポンプ右側はDC12V5Aのレーザーカッター用電源です、DC電源に載せてあるリレーモジュールが動作すると赤いLEDが点灯します。