以前作成したB-Robotはバージョンが古いタイプで、スマートフォンでコントロール出来るもののテレメトリー関連の不具合で電圧の表示などが出来ませんでした。
B-robotの最新バージョン(EVO2)では色々改善され、安定度も増しているようなのでバージョンアップしてみました。
バージョンアップはソフトウエアのみ
ハードウエアは変更ありませんので前のをそのまま使います、作成方法は前の記事を参照して下さい。
まず、GithubからB-ROBOT_EVO2-master.zipファイルをダウンロードします。 解凍したファイルの中のArduino→BROBOT_EVO2フォルダ内のファイルを使用するので、このBROBOT_EVO2フォルダをArduinoで使用しているフォルダ(通常ドキュメント内のArduinoフォルダ)に移動します。
Arduinoを立ち上げ、BROBOT_EVO2タブを開き反転箇所のように変更します「 pinMode(9, OUTPUT); // STEP MOTOR 2 PORTB,5」
次にControlタブを開き反転箇所の中の2箇所を「SET(PORTB, 5); // STEP MOTOR 2」「CLR(PORTB, 5);」に書き換えます。
最後に電池残量表示箇所の変更をします、Servosタブを開き反転箇所のように変更します、3S Lipoの場合13.5でちょうど良かったので。 17行目:#define BATT_VOLT_FACTOR 13.5 // 8
77行目~の2箇所:analogRead(3) 電池電圧測定にA3端子を使用するため(5)→(3)に変更。
ファイルを修正したら、Arduino ProMicro にスケッチを書き込んで終了です、ただArduino Ver1.8.7ではコンパイルエラーが出て書込み出来なかったので、ベーター版のVer1.9にてコンパイルしています。
B-Robot の状態表示(電池残量表示の左側)、電池残量表示もスマートフォンに表示されました、電池残量は測定器で55パーセントでしたのでスマートフォンの残量表示もほぼ合っています、安定度は多少良くなった程度であまり変化はありませんでした。