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MSFS2020に使用できるHead Tracker を試す

日本語に対応したMSFS2020を購入して10数年ぶりのフライトシムを満喫しています。

昔に比べて圧倒的に美しく繊細になった機体やシーナリーに魅了されていますが、操縦の方は全然ダメで教則本が早く発売されないか心待ちにしています。

慣れない操縦をしている最中視点を移動する場合、ジョイスティックまたはキーボード・マウスなどで操作するため操縦が疎かになりもう大変。(;゚ロ゚)

そこでYouTubeなどで紹介されているヘッドトラッカーを試してみたいと思います。

無料で使えるヘッドトラッカー2種類を試す

最初に試すのは EDTracker

arduinoと加速度センサーで動作させるようです、使用するパーツは持っていますのでまずはこれを作成します。

使用パーツ

arduino pro micro


ジャイロセンサー MPU-9250


ブレッドボード上に配線し動作確認しました、作成方法はこの記事が参考になります。

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ヨー・ピッチ の動きはスムーズで問題なしですが、上下・前後の動きに対応しないのが欠点です、またUSBケーブルでPCに常時接続しなければならずケーブルが邪魔になります。

動作動画


www.youtube.com


FS2020でこれを使用するためには別に OpenTrack が必要です、この記事が参考になります。

EDTracker github

OpenTrack github


AITrack+OpenTrack

Webカメラを使用したヘッドトラッカーで、Webカメラ以外に必要なハードはありません。

使用したWebカメラ


参考にした動画


www.youtube.com

手 順

AITrack を立ち上げ 設定から IP:127.0.0.1 Port:4242 に設定する。

OpenTrack を立ち上げ
Input:UDP over network にして 右側の設定を開き Port:4242 に設定する。
Output:freetrack 2.0 Enhanced に設定する

Options をクリックし Output タブで Pirch と Z を invert にする。

Mapping で好みの動きに合わせる。

動作動画

www.youtube.com


頭に付けるものがないので煩わしさはありません、ヨー・ピッチに加え上下・前後にも対応しています、頭の微妙な動きにも反応するので車酔いしそうになります、このあたりはMappingで調整出来そうですが。

AITrack github